原点回帰のプルさまのニジンスキーは、最初の伝説に・・・

原点回帰のプルさまのニジンスキーは、最初の伝説に・・・
投稿日 2018年9月1日 03:14:02 （羽生結弦選手）

プルさまが芸術点で6.0の満点を叩き出した2004年ロシアナショナル。
画面いっぱいにズラ―っと並んだ6.0。
技術点だって、5.9と6.0しかない。
この圧倒的な強さと美しさが、結弦くんの原点。

◆2004 RN- warmup + LP Tribute to Nijinsky + marks – interview after LP – EX Town Which Doesn’t Exist

折山さんの記事も来ました。

『勝ち負けとは違う、

　自分が新たに目指すフィギュアスケートをやり始めるためにも』

自分の原点となった二つの曲を、

新たな出発点として、

演じたいという結弦くん。

目指すものは勝ち負けじゃないと表明しているけれども、

でもきっと、

この２つのプログラムは、

新ルールの下での最初の伝説になるのではないかと、

秘かに・・・・期待感をこっそりと、胸の奥に隠しています。

◆羽生結弦、今季フリープログラムは
憧れの曲を採用して「原点回帰」
https://sportiva.shueisha.co.jp/clm/othersports/figure/2018/08/31/___split_10/index.php

プルシェンコさんの『ニジンスキーに捧ぐ』は一生消えないと思う

ニジンスキーを滑っているときのプルシェンコさんの圧倒的なオーラやポーズ、一つひとつの音に合わせている動きやジャンプ、そういったものにすごく惹かれた記憶があります。

『秋によせて』は、ジョニー・ウィアが見せる「男性だからこそ出せる中性的な美しさ」（羽生）に衝撃を受けたプログラムだ

ジャンプのGOE（出来栄え点）の必要性がまだ重要視されていない時代だったが、

ジャンプを降りた後の流れや姿勢の美しさに目を見張った。

さらには、手の表現を自在に使ったスピンの美しさにも惹かれ、
「自分もああいう風に跳びたい。ああいう風に滑りたい」と思った記憶に残っているプログラムだ

そんな憧れのプログラムの曲を使うことは、おこがましいことだとずっと思っていたという。

だが、平昌五輪後に１カ月間スケートができずにいるときに、使わせてもらいたいと考えた。

ふたりには４月のアイスショー、『コンティニューズ・ウィズ・ウイングス』に出演してもらったときに、快諾してもらった

※たぶん、この場面だね、さっき報ステで流れたのは・・・

「演技時間が（４分30秒から）４分になって、ジャンプがひとつ減ったから楽になったと思われるかもしれないですが、

実際にやってみると４分の方がきついと最近は感じています。３回転ジャンプなら助走からランディングを含めて10秒で跳べる。
（実質）20秒削られるということだから、その分忙しくなるんです」

しっかりとスピンを回り切り、ステップもコレオも演じるには、
4分３０秒のFSで数秒の余裕もない形に作り込んできたトップ選手たちにとって、
実質２０秒のカットは、かなり、きつい。
息をするための、緩やかな動きをする余地がなくなっちゃうね・・・・。

ニジンスキーについて、もうちょっと詳しく教えてもらいました。

プル様自伝よりニジンスキー部分抜粋意訳
「数年前”ニジンスキーに捧ぐ”というプログラムに取り掛かった時、僕達はまず博物館を訪れた。ニジンスキーのありとあらゆる伝記を読み、この偉大なダンサーの辿った運命に大きな感銘を受けた。ニジンスキーの軌跡は彼の母親が彼を私設のバレエ学校へ連れて→

— Sally@⛸໒꒱ (@fgurskt) 2018年8月31日