原点回帰 | フィギュアスケート情報ポータルサイト

原点回帰
投稿日 2018年9月1日 14:08:06 （羽生結弦選手）

昨日は朝から怒涛のようにニュースや映像が流れてきて、とても追いついていけませんでした。

動画は各局出ていますが、NHK ワールドニュースのがベストのように思いました。

美しいステップやツイズル、これがどんな衣装で演じられるのか想像するとワクワクします。

ニュースは全部は追いきれないけれど、目に付いたものだけでもメモしておきます。

一部抜粋：
－今季、「起源」をテーマにした理由

はっきり言ってしまうと、自分の中で今まで自分のスケートをしなくちゃいけない、期待に応えなくてはいけない、結果を取らなければいけないという重圧がすごくあったのがいまは外れていて、これからは自分のために滑っていいのかな。自分がスケートを始めたきっかけは楽しかったから、自分の夢を追い掛ける過程が楽しかったから。その楽しかった過程、今まで歩んで大変だった道のりを思い返してその自分に対して恩返しというか、報われることをしてあげたいなという気持ちがあった。それでこの2つの曲にした。この曲を使ってやったらすごく楽しいと思った。自分が初心に帰り、スケート自体を自分のためにやることを感じれると思った。

★この文章を読んで、改めて「羽生結弦」として、その使命を完遂するために如何に自分を律してきたか、重圧に耐え抜いたのかを思い、泣けてしまいました。
今は自分に対してご褒美をあげたい気分で、子供の時のように大好きな先達のプログラムを滑ってみたいのですね、

デイリースポーツから一問一答
フリーはプルシェンコの伝説曲「スケートに没頭した始まり」【一問一答１】

一部抜粋：
－タイトルの意味は

　「英語でＯｒｉｇｉｎなんですけど、自分の中では起源とか始まりという意味を１番もたせたかった。まず、この曲自体が自分が、ある意味スケートに没頭した始まり。自分がこれから挑戦したいアクセルだったり、スケートを楽しむこと自体だったりを感じながら、このプログラムを滑りたいと思っている。自分のスケート人生の始まりというか起源というか、なんか根源的なものをかんじながら滑りたいと思います」

★スケーターとして手に入れられるものは全て手にした今、スケートに夢中になった原点に返って、子供のころの自分のあこがれを再確認するつもりなのですね。
選んだプログラムがプルシェンコさんの『ニジンスキーに捧ぐ』とジョニーさんの『秋によせて』。
お二人の代表的なプログラムをどんな結弦カラーで染めるのか、楽しみです。

これからは「自分のために滑っていいのかな」【一問一答２】

一部抜粋：
－けがの状況、あと４回転ジャンプはどこまで戻ってる？

　「取りあえずルッツ、フリップ以外の今まで跳べていたジャンプ、４回転トーループとサルコー、ループまでは現状戻ってきたかなという感覚はあります。ルッツに関してはまだ不安のある状態ではあるので、まだしばらくやめておこうかなと思ってます。ただ、感覚としてはやればできるかなという感覚はある。足のけがを再発させないように、炎症を起こさないように、しばらく４回転ルッツは抑えておこうかなと思う。けがの状況はおかげさまで、本当に安定してきていて、もちろん先ほど言ったようにルッツやフリップなどでトーを突いた時に、違和感を感じることはあるんですけど、痛みとして知覚することはほぼなくなってきているので、しっかりとケアしながら、自分でコントロールしながら今季やっていきたい」

★ルッツ回避してくれて安心しました。全部のジャンプを跳ぶ必要全然ないと思います。
多種類のそこそこのジャンプよりも、完璧ないくつかのジャンプを観たいです。
油断大敵と言いますが、怪我が一番の大敵ですものね。