紀平選手スケートカナダ欠場＊N.チェン選手の北京後は

紀平選手スケートカナダ欠場＊N.チェン選手の北京後は
投稿日 2021年10月20日 22:01:13 （羽生結弦選手）

紀平梨花選手の突然のスケートカナダ欠場に驚きました。

フィギュアスケーターは右足首へ過酷な負担をかけていますから、その部位の怪我は避けられない宿命のようなものなのでしょう。

羽生選手の2017年のNＨK杯のSP前日の公式練習での怪我を否応なしに思い出してしまいます。

#紀平梨花右足関節骨軟骨損傷でスケートカナダ欠場「今後の試合に向けて治療、リハビリに専念」https://t.co/YcNf4CXxKG

— Sponichi on Ice (@SponichiF) October 19, 2021

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羽生選手の怪我は、「右足関節外側靭帯損傷」でしたが、紀平選手の場合は「右足関節骨軟骨損傷」とのことです。

詳しい違いは分かりませんが、おそらく同じようなダメージがあるのでしょう。

羽生選手は怪我の後、そのシーズンのGPシリーズも、全日本選手権も欠場して、平昌オリンピック１本にかけて、あの鮮やかな復活劇となりました。

オーサーコーチの元で、リハビリと復活へ向けての練習を積み上げて行った羽生選手のように、紀平選手も、どうにか北京オリンピックまでには怪我から回復しますように。

クリケットクラブのコーチたちのその時の経験が役に立つといいのですが。

今は焦らずじっくりと怪我の回復に集中して取り組んでいけますように。

紀平選手に変わってスケートカナダに出場が決まったのは三原舞依選手です。

先日の北京でのアジアンオープンで優勝し、北京への気持ちが高まったと話していた舞依ちゃんの健闘を祈ります。
舞依ちゃんに取ってみれば、これでGＰシリーズに2戦出場できることになり、GPF出場の可能性も出てきたわけですね。

ずっと病気と闘いながらスケートを諦めなかった舞依ちゃんには、梨花ちゃんの分まで合わせて頑張ってほしいと思います。

GPシリーズ最新のアサイン表です。
スケートアメリカ、テネルさん欠場でスターさん追加
スケートカナダ、梨花ちゃん欠場で舞依ちゃん追加です。https://t.co/iNgczQa3HC pic.twitter.com/kQ48zvSkse

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#三原舞依がスケートカナダにエントリー　ISUが選手リスト更新 https://t.co/vyVEnXfkB0

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オーサーコーチからのコメントも出ています。

【フィギュア】紀平梨花が右足首ケガでスケートカナダ欠場　オーサー氏「無理をせず」と指示(東スポWeb)#Yahooニュース https://t.co/ZgVPzxevnX .

— ∞ (@aim_high__) October 19, 2021

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現在、カナダ・トロントを練習拠点にしている紀平。今季はスケートカナダに照準を合わせて調整を行ってきたが、右足首の状態を考慮して苦渋の決断を下した。
紀平はスケート連盟を通して「いつも応援してくださりありがとうございます。今年７月より痛めていた『右足首の骨軟骨損傷』が完治に至っておらず、スケートカナダへの出場を断念することに致しました。今後の試合に向けて治療、リハビリに専念致します」とコメントした。

　関係者によると、今回の欠場は北京五輪を見据えたもので、コーチのブライアン・オーサー氏は「今は梨花に無理をさせず、完全に回復するのを待ってほしい」と指示したという。

所属事務所のＩＭＧは「選手、コーチともにオリンピックで良い演技ができるように、そのためにもＧＰシリーズスケートカナダに無理をして出場し、症状を悪化させることは回避したいとの意向です」と説明している。

　紀平は今季から五輪２連覇の羽生結弦（ＡＮＡ）のコーチとして知られるオーサー氏が率いる「チーム・ブライアン・オーサー」に師事。北京五輪のテスト大会「アジアンオープントロフィー」を欠場。今後はＧＰシリーズ第４戦のＮＨＫ杯（１１月１２日開幕、東京）へ出場する予定だ。

NHK杯では梨花ちゃんの演技も楽しみにしていたのでとても残念だけれど、1戦だけではGPファイナルへは出場できないのなら、むしろNHK杯も欠場して治療に専念してほしいと思っています。

GPシリーズ開幕間近になると各国の選手の動向も気になりますね。

現在、世界選手権3連覇中で、羽生選手の最大のライバルと見做されているネイサン・チェン選手のコメントも届いています。

ネイサン・チェン北京五輪へ「できる準備すべて行っている」 #nhk_news https://t.co/lLgtWQCIIF

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来年の北京オリンピックで活躍が見込まれるアメリカの選手たちが19日、記者会見に臨み、フィギュアスケートの世界選手権で3連覇中のネイサン・チェン選手は「できる準備はすべて行っている」と意気込みを話しました。

アメリカオリンピック・パラリンピック委員会は19日、来年の北京オリンピックで活躍が見込まれる選手たちの記者会見をオンラインで開きました。

このうちフィギュアスケートでは、世界選手権の男子シングルで3連覇中のチェン選手が参加しました。

チェン選手は10月、アメリカで行われるグランプリシリーズの初戦に出場する予定で、オリンピックシーズンに向けて「とてもワクワクしている。初戦は新しいプログラムを披露する絶好の機会になる。できる準備はすべて行っている」と意気込みを話しました。

チェン選手は、母親が北京の出身だということで「今も北京には多くの親族がいる。つながりがある場所でオリンピックに出場することは、私にとって本当に大きな意味がある」と話していました。

チェン選手は、前回のピョンチャン大会では男子シングルで5位に終わっていて、当時を振り返ったうえで「あのころは試合に向けて多くのルーティーンがあり、オリンピックではすべてやって臨んだがうまくいかなかった。そうした経験から、今はすべてのルーティーンをやめた」と述べました。

そのうえで「近い将来、私はスケートから一歩離れることになるので、残り限られた大会をできるかぎり楽しみたい」と今シーズンにかける強い思いを話していました。
＊　＊　＊
「近い将来、私はスケートから一歩離れることになる」とは？
北京オリンピックの後、スケートから引退するという意味なのでしょうか。
もしそうだとすれば、それはそれで残念な気持ちです。
羽生選手もライバルが引退してしまうとしたら残念だと思うに違いありません。

翻って、私達のような羽生結弦ファンにとってみれば、羽生選手が北京の後、現役引退してしまったらどうしようという、心の中にしまい込んでいる心配や動揺も意識してしまいます。

羽生選手は、北京に行っても行かなくても、4回転アクセルが成功するまでは引退しませんよね。
今しばらくは、私はそう思っていたいのです。